Blog

ロゴ・名刺を先に依頼することはできますか

ブログ / ホームページ

ロゴ・名刺を先に依頼することはできますか

開業準備が進むと、真っ先に必要になるのはホームページより先に名刺とロゴ、というケースが少なくありません。
保健所への提出書類に屋号を書く、異業種交流会で名刺を配る。
そうした場面は、ホームページの完成を待ってくれないものです。
それなのに「ロゴと名刺だけを先に依頼してもいいのだろうか」と、ホームページ制作の話を切り出す前に足踏みしてしまってはいないでしょうか。
なお、そもそもホームページ自体が必要かどうかで迷っている方は、ホームページは本当に必要ですかを先に読んでみてください。

この記事では、ロゴ・名刺を先に依頼することへの不安に答えながら、今必要なものから頼んでいい理由、費用感の目安、そして後でホームページを作るときに困らないよう今のうちに残しておきたいものの順に整理します。

ロゴ・名刺を先に依頼することはできますか

名刺サイズのカードとロゴデータを手渡している手元

結論から言うと、ロゴ・名刺だけを先に、単体で依頼することは可能です。
ホームページと同時に依頼しなければならない決まりはありません。
とはいえ、「セットじゃないと受けてもらえないのでは」という不安には、理由がないわけでもありません。

「セットじゃないと受けてもらえないのでは」という不安について

依頼先によっては、単体の相談を断ることがあります。
ただしそれは「単体依頼だから」という理由ではなく、価格だけを重視されて認識のすり合わせができない場合にお断りする、という運用をしているケースがあるためです(参考:エムリンクス)。
つまり、単体で依頼すること自体が敬遠される理由になっているわけではなく、値段だけを聞いて発注先を決めようとする進め方に対して距離を置く依頼先がある、という話です。

実際には、単体での依頼を前提にしている依頼先も少なくありません

ロゴ専門のデザイン会社や、クラウドソーシングサービスでは、むしろロゴ単体・名刺単体の依頼が一般的です。
ランサーズやcoconalaといったサービスでは、ロゴだけ、名刺だけを切り出して発注する利用者が数多くいます。ホームページ制作を主軸にする事務所であっても、ロゴや名刺の単体相談を受け付けている場合があります。
どこに頼むかを考える前に、まず「単体で頼んでよい」という前提を持っておくと、依頼先選びの視野が広がります。

「まとめて頼むべきか」ではなく「今必要なものから頼んでいい」理由

ロゴ・名刺だけを先に依頼したい理由は、大きく二つに分かれるようです。
一つは、開業準備で時間がなく、保健所への届出や名刺交換の場面が迫っていて、ロゴと名刺だけを急ぎで整えたい場合。
もう一つは、開業資金を分散させたく、ホームページ制作にまとまった費用をかけるタイミングをもう少し先に置きたい場合です。

どちらの理由も、後ろめたく思う必要はありません。
すべてを一度に決めて一度に発注しなければいけない、というルールはどこにもないからです。
まずは今必要なものだけを、小さく依頼する。
ホームページは、事業の形が見えてきたタイミングで改めて考える。
この進め方は、発注全般に通じる考え方でもあります。
決められることから決め、わからないことは急がずに確認しながら進めていく方が、後になって「思っていたのと違った」という手戻りを防ぎやすいものです。

ロゴ・名刺の費用感を先に知っておく

単体で依頼するかどうかを判断する前に、まず費用の目安を知っておきたいという方も多いと思います。

ロゴデザインの費用は、フリーランスへの依頼で3万〜15万円、制作会社やデザイン事務所への依頼で10万〜50万円以上が目安とされています(参考:PRONIアイミツ)。
個人事業主向けであれば2万〜5万円程度からという情報も見られます。
名刺デザインは、個人デザイナーへの依頼で3,000〜30,000円、制作会社への依頼で3,000〜50,000円が目安です(参考:ランサーズ)。
依頼先の規模や実績によって幅があるため、複数見積もりを取って比較すると判断しやすくなります。

後でホームページを作るときに困らないよう、今のうちに残しておきたいもの

色見本を名刺に当てながらフォント名や配色メモを記録している手元

ロゴ・名刺を単体で依頼すること自体は問題ありません。
ただ、時間差で発注するからこそ、今のうちに残しておくと後がぐっと楽になる情報があります。
ロゴ制作で決めたコーポレートカラーは、名刺やのちのホームページのメインカラーにもそのまま使われることが多いです。
つまり、ロゴ・名刺の制作時に決まった情報の多くは、半年後、一年後のホームページ制作にそのまま引き継がれる可能性が高いということです。

依頼先から受け取っておきたい、あるいは自分でメモしておきたい項目は次の通りです。

  • 配色のカラーコード(HEXコードなどの数値):「なんとなく近い色」ではなく、ロゴ制作で実際に使われた正確な数値を控えておきます。目視で色を合わせようとすると、印刷物とWeb画面で微妙な色ズレが起きやすくなります。
  • 使用フォント名:ロゴや名刺に使われている書体の名前です。有料フォントの場合は、ライセンスの適用範囲(印刷物のみか、Web利用も含むか)まで確認しておくと安心です。
  • ロゴの元データ形式(ai・svg・eps等):印刷用のデータとWeb用のデータでは、必要な形式が異なることがあります。納品時にどの形式で受け取れるか、あらかじめ聞いておきましょう。
  • 著作権・使用範囲の確認:著作権がどちらに帰属するか、ホームページやSNS、別の印刷物への二次利用が可能かどうかを、依頼先に確認しておきます。
  • ロゴに込めた意味やコンセプトのメモ:色や形に込めた意図を、簡単な言葉で構わないのでメモに残しておきます。後で別の担当者にホームページ制作を依頼する際、一から説明し直す手間が省けます。

これらを手元に残しておけば、依頼先が変わったとしても、後の工程で困りにくくなります。
逆にこうした情報が残っていないと、ホームページ制作の段階で「ロゴの正確な色がわからない」「元データを紛失してしまった」といった事態に陥り、ロゴを作り直すところから始めなければならなくなることもあります。

依頼先を選ぶときに意識したいこと

ロゴ・名刺の依頼先には、いくつかの選択肢があります。
ロゴ専門のデザイン会社、クラウドソーシング、ホームページ制作を主軸にする事務所など、それぞれに得意な進め方があり、どれか一つが正解というわけではありません。

一つだけ意識しておくとよいのは、今はロゴ・名刺だけの依頼であっても、半年後や一年後にホームページを作る段階になったとき、同じ窓口に相談できると、前章で挙げたカラーコードやフォント名といった情報を一から説明し直さずに済むという点です。
発注先を分けるか、続けて相談できる窓口を選んでおくか。
これも「今すぐ決める」必要はなく、ロゴ・名刺の依頼が進む中で少しずつ考えていけば十分です。

なお、先にロゴ・名刺だけ、ではなく、最初からホームページとまとめて依頼する場合の考え方については、ロゴとホームページをセットで依頼するメリットと注意点でも整理していますので、あわせて参考にしてください。

まずは、今必要なものだけでいい

ロゴと名刺を、ホームページより先に、単体で依頼すること。
それは決して急ぎすぎでも、順番を間違えているわけでもありません。
すべてを一度に揃えようとせず、今必要なものから小さく頼んでいく。
そのうえで、カラーコードやフォント名といった情報さえ手元に残しておけば、いつかホームページを作る日が来ても、慌てず取りかかれるはずです。

ホームページやLPの制作をご検討中の方は、お問い合わせフォームまたは公式LINEからお気軽にご相談ください。パソコンが苦手な方も、専門用語なしで丁寧にご説明します。

お問い合わせフォームはこちら 公式LINEで相談する サービス内容を見る
← ブログへ戻る