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ホームページ制作の初期費用を抑える3つの方法と注意点
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ピラティスや整体、ヨガ教室など、開業して間もない個人サロンの方から「ホームページは欲しいけれど、開業資金を使い切ってしまって不安」というご相談をいただくことがあります。
売上の見通しがまだ立っていない時期に、数十万円単位の初期投資は正直なところ重く感じられるものです。
この記事は、ホームページ制作の初期費用を抑える方法を具体的に整理する記事です。
「安いデザイナーと合うデザイナーは違う」といった相性の話や、「自分で作るかプロに任せるか」という選び方の一般論は扱いません。それらは別記事の役割です。
ここでは初期費用を実際にどう抑えられるか、そしてその選択にどんなトレードオフが伴うかを、正直に整理します。
読み終えるころには、依頼先別の費用感、初期費用を抑える3つの方法とそれぞれの注意点、そして補助金が実際に使えるのかどうかまで、判断材料が一通りそろっているはずです。
ホームページ制作の費用、依頼先でここまで違います
ホームページ制作の費用は、誰に依頼するかによって大きく変わります。目安としてよく紹介されているのは、次のような費用帯です。
- 制作会社(中小規模):80万円〜150万円、大手なら300万円〜1,000万円を超えるケースも
- フリーランス:10万円〜50万円程度
- 自作(無料・低価格のツール利用):0円〜10万円程度
- 月額制サブスク型:初期費用0円、月額2,596円〜という例あり
ただし、この相場は情報源によって幅があります。PRONIアイミツの調査では、制作会社でも初期0〜20万円程度+月額数百円〜数千円という、自作に近い低価格帯の目安が紹介されているケースもありました。「◯万円が相場」と一つの数字で言い切れるものではなく、依頼先によって数万円から数百万円まで開きがあるというのが実情のようです。
維持費(月額)についても触れておきます。Web幹事の調査では、月5,000円〜2万円が全体の約6割を占める一方、平均は4.1万円、中央値は1.1万円という数字が出ています。平均値は一部の高額案件に引っ張られている可能性があるので、実感に近いのは中央値のほうかもしれません。
初期費用を抑える3つの方法とそれぞれのトレードオフ
初期費用を抑える方法は、大きく3つに分けられます。それぞれメリットと、見落としがちな注意点があります。
無料・低価格の作成ツールで自作する
Wix、Jimdo、ペライチといった作成ツールを使えば、自分の手で費用をかけずにホームページを持てます。
本当に費用がかからない点と、自分のペースで進められる点は大きな魅力です。
一方で、テンプレートの範囲でしかデザインできず、複雑なカスタマイズには限界があります。操作に慣れていないと想像以上に時間と労力がかかりますし、独自ドメインが使えない、運営会社のバナーが強制表示されるなど、無料プラン特有の制約が伴うケースも少なくありません。
ここで一つ、直近の変化をお伝えしておきます。
ペライチは2025年10月1日付で、フリープランでのページ公開を終了しました。
「無料で公開し続けられる」選択肢の代表格だったサービスの一つが、有料プランへの移行を必須とする方針に切り替わったということです。無料で初期費用0円を実現できる選択肢そのものが、以前より狭まっている実情として押さえておいたほうがよさそうです。
フリーランスに依頼する
フリーランスのデザイナーに依頼する方法です。
相場は10万円〜50万円程度とされ、制作会社より柔軟な対応を受けやすく、ポートフォリオを見て相性を選べるのも利点です。
ただし、品質のばらつきは正直に大きいと言わざるを得ません。
サポート体制が案件によって不安定になりやすく、依頼前の見極めが重要になります。この見極め方(相性や対話量をどう見るか)については、また別の記事で詳しく扱う予定です。
制作会社の月額制サブスクリプションに依頼する
制作会社が提供する月額制のサブスクリプションサービスも選択肢の一つです。
初期費用0円で始められるケースが多く、サーバー代や修正対応が月額に含まれていることが多いため、専門知識がなくても運用しやすい仕組みになっています。
その代わり、月額費用は契約している限り継続的に発生します。
契約期間の縛りが設定されている場合もあり、長期的に見ると総額が買い切り型を上回る可能性がある点は、次の章で詳しく見ていきます。
「安さ」だけで選ぶ前に確認したい3つのこと
ここまで見てきた3つの方法は、いずれも初期費用を抑えられる反面、それぞれ見えにくいコストを抱えています。
安さだけで決める前に、次の3点は確認しておきたいところです。
あとから追加費用が発生しないか
格安の制作会社では、打ち合わせがメールや電話、Web会議のみで完結することが多く、イメージのすり合わせが難しいケースがあるようです。
テンプレートを使い回す構成のため他社と似たデザインになりやすく、細かい修正のたびに追加費用が発生する契約も存在します。
サブスク型は長期で見るとどうなるか
月額制は短期的には安く感じられますが、利用期間が長くなるほど総額が買い切り型を上回っていく可能性があります。
ZIUSの記事で紹介されている試算では、サブスク型(初期0円+月15,000円)と従来型(初期80万円+月維持費1万円)を比較した場合、総額が逆転する損益分岐点はおよそ160ヶ月、約13.3年という結果が出ていました。
とはいえ、これは一つの制作会社が設定した初期費用・月額費用の仮定に基づく一例です。
サービスによって初期費用も月額費用も大きく異なるため、そのまま自分のケースに当てはまるとは限りません。
長期利用を検討する際は、依頼を考えているサービスの料金体系をもとに、実際にどれくらいの期間使うかで試算してみることをおすすめします。
独自ドメイン・広告表示など無料プランの制約
無料の作成ツールを使う場合、独自ドメインが使えずサブドメイン表示になったり、運営会社のバナーが強制的に表示されたりすることがあります。
SEOの設定自由度が低い、機能に制限があるといった点も含め、事業の顔として長く使うホームページとしては、信頼性の面で影響が出る可能性があります。
無料であることのメリットと引き換えに何を諦めることになるのか、事前に確認しておくと安心です。
補助金は使える?開業1年以内は正直に知っておきたいこと
「補助金を使えば初期費用を抑えられるのでは」と考える方も多いと思います。ここは正直にお伝えします。
IT導入補助金は個人事業主も対象になり得る制度ですが、開業して1年未満の事業者は申請できません。
加えて、2025年度の公募要領では、自社ホームページの作成費用そのものが補助対象外とされています(2022年度まではホームページ作成、2023年度まではECサイト構築が対象だった時期がありましたが、制度は年々変わっています)。
開業したばかりでホームページを必要としている方にとっては、今のところ使いにくい制度だと言えそうです。
代わりに検討の余地があるのは、小規模事業者持続化補助金です。
販路開拓を目的としたウェブサイト関連費用が対象経費に含められる場合があります。
ただし商工会議所・商工会の支援を受けることが要件になっていたり、公募内容が年度ごとに変わったりするため、「対象になる場合がある」という以上のことは言い切れません。
申請を検討する際は、必ず最新の公募要領を確認してください。
初期費用を抑える方法は一つではありません
ここまで、依頼先別の費用感、初期費用を抑える3つの方法、確認しておきたい注意点、そして補助金の実情を見てきました。
どれか一つが絶対的な正解というわけではなく、事業のフェーズ、売上の見通し、自分でどれだけ手を動かせる時間があるかによって、向いている選択肢は変わってきます。
初期費用を抑えたい場合の選択肢のひとつとして、ラフターデザインでは月額制で初期費用0円の「ずっと届ける」プランもご用意しています。
他の月額制サービスと同じく、契約を継続する前提で長期的には総額が増えていく仕組みである点は変わりません。
そのうえで、テンプレートに当てはめるのではなくその事業の「らしさ」を引き出す形で作ることを大切にしています。
初期費用を抑える方法に正解はひとつではありません。
ご自身の状況に合う選び方に迷ったときは、選択肢のひとつとしてお気軽にご相談ください。
ホームページやLPの制作をご検討中の方は、お問い合わせフォームまたは公式LINEからお気軽にご相談ください。パソコンが苦手な方も、専門用語なしで丁寧にご説明します。